一週間くらい前のツイート。
声優とギャラの話。かつて『ザ・シンプソンズ』のアメリカ本国の声優陣が、1話につき230万円のギャラがいくらなんでも安すぎると不満で文句を言ったというニュースを聞いて、「ほへー…」と思ったことだなあ。私、そんだけもらえたら気絶するわ。 #マネーランド
— 浅野真澄@あさのますみ (@masumi_asano) 2017年3月20日
音声連所属の声優さんたちは、ランクに応じた最低ギャラが決まっている。
新人はジュニアのランクで2年間はどんなに売れっ子でも1本、うん万円。
って、実状暴露のネタではない。
昔、監督のニーズでランクなしの声優さんに仕事のオファーをしたら、1本150万円ならという回答をもらったことがある。
音響制作費がふっとぶ金額で先方もとうぜんそれは理解しているはずなので、つまり「この仕事はお断りします」という婉曲表現なのだと受け取ったが…
安すぎる230万円は、われわれが無理それ!って言うギャラの更に上なのに安すぎるのである。
いや、まぁ、アニメーターの問題も大概だが、だいぶシステムが進んでいる声優さんでもなかなか大変。
でも、それってアニメの話で、ナレーションとかCMとかは別だかんね。
売れっ子になったら、ちゃんと家が建てられるくらい稼げるのは芸能人の常。
アニメーターは…そんな道も、ほぼない(--;