CD-Rを整理していたら面白いものが出てきた。
トンボがついてるから、これを出力センターに持ち込んだんだな。
元のサイズはB2(^^;
『成恵の世界』を制作当時、能登麻美子嬢の実家は書店を数軒営まれていた。
で、その「のと書店」に貼ってもらうべく、そのためだけにポスターを作った。
主演女優のアー写は、浅草のマルベル堂のスタジオに行って撮った。
マルベル堂と言って反応するのは60年代生まれ以前の人だけだろうが(~o~)
事務所に写真を借りるとホンモノの仕事になっちゃうし、これはただのワルノリなので、全部遊びで通した。
このポスターは「のと書店」にしか貼られていないので、当時お店に行った人しか目にしていないというブツ。
一応、制作委員会のエライ人と原作担当編集者と事務所のマネージャーには内々に話を通して、あとで怒られないようにはした。
たしか10枚プリントしたはず。
ほんとは手元に資料がわりの1枚を残すつもりだったんだけど、帰省する彼女に手渡すため時間がギリギリになってしまい、プリントショップでピックアップしたポスターをそのまま駅で全部渡しちゃったんだったな。
お、書いてるうちにいろいろ思い出してきたぞ(^^;
とにかく、宣伝展開も、雑誌の露出も、面白いことをやろうってことでがんがん進めた結果、1クールのアニメとは思えない数の記事が出て、その結果描き下ろし版権もたっぷり作れた。
もう古本しか手に入らないけど、ムックがでるほど。
アンチがいっぱい騒いでくれたおかげもあって、放送前からタップリ露出され、DVDもけっこう売れた。
幸せな作品だったなぁ。