とある昼のカレー。
朝霞駐屯地の陸曹食堂にて。
皿からルウがこぼれちゃってるのは、自分で盛ったせい。拭いてから写真を撮ればよかった。
さて、横須賀の街おこしきっかけだかなんだか、ちょっと検索してみただけで、海軍カレーがこんなに沢山(^^;
『艦船勤務は曜日感覚がマヒするので金曜日をカレーと決めている』というトリビアつきで一時は頻繁にワイドショーなんかのネタになっていたけれど、ほんとうにそうなのかは陸自なボクにはよくわからん。
ところが、いつの間にか陸自の食堂でも金曜日はカレーというパターンがちらほら。
昼飯のときもあれば夕飯のときも、もちろんカレーじゃない金曜日のメニューも。
年に5日間しか出頭しない予備の身ではそもそもカレーにぶつかる機会は年に一度もないし、即応時代での練馬は金曜カレーはやってなかった気がするんだよなぁ。
ところで、現役時代、カレーはほんとにご馳走だった。
その最大の理由は、ご飯が臭くてもあんまり気にならないから。
もう慣用句として死語なのかもしれないけれど、昔は刑務所に入ることを「臭い飯を食う」と言った。いろいろな説があるようだけれど刑務所の飯は実際に臭かったと。で、自衛隊の飯も臭かった。それは備蓄米である古米、古々米を自衛隊が消費していたからだという。ほんとかどうか確かめられないけれど、少なくても三十数年前の陸自の飯は臭かった。訓練でヘロヘロになって腹を減らした十代でさえ食欲を失いかねない臭い飯だった。
古米の上に、飯缶に入れて高圧蒸気をぶつけて蒸された飯は芯がなくてねちゃねちゃしてたしね。
そんな飯でもカレーだとたっぷり食えた。
オチはない(^^;