シン・ゴジラである。
なんでみんなこんなに盛り上がってるんだ?
なんでみんな語りたい!でもネタバレやばい!ってなってるんだ?
と、公開以来思っていたことへの勝手な解釈は昨日書いた。
一晩経って、これさえも、なんでみんなの一翼を担っていると自分で気づいた。
なるほど、語りたくなるような映画だったんだ。
そして、ネタバレを気にしながらもいろいろ書いてる人たちのものをざっと読んで回った。テンションが高い。凄いなぁ。
個人的な感想としては、面白かった。以上!
で終わらせておくけれど、おおきな括りで自衛隊の人としてふたつだけネタを書いておく。
取材しまくりな感じが出ていたが、特科の弾着カウントダウンは初めて聞いた。
わしらのころは「だんちゃ~~~~く、いま!」ってやってたんだよね。
今はカウントダウンでいま!って言うんだ。と取材されて作られた映画から自衛隊の事を知る予備自衛官(^^;
あと本業の通信ネタを。
多摩川べりの前方指揮所のシーン。
二度ほど携帯無線機を背負った隊員が画面に映る。
戦闘団が編成されて指揮所が開設されるのと同時に通信大隊が通信系を構築するはずだから、指揮所に携帯無線機を背負った隊員がうろうろしているのに違和感を覚えた。
実際に戦闘団長は電話を使ってたしね。
あれはどこの隊員って想定だったのかしら。それと一瞬だったんで特定できなかったんだけど、コータムじゃなかったよなぁ。もちろん85式ではなかったけど、なんとなくシルエットは携帯無線機1号に似せてあったような。
T11っぽい受話器も出てきたけど、こっちと一緒にBD待ちかなぁ。取材のときコータムも電話機も最新機材は見せてもらえなかったのかなぁ~。
と、些末なネタを書きたくなるくらい訴えてくる映画だったんだねぇ。
映画を観て、あーだこーだとごたくを並べるのを良しとしない自分だと思っていただけに、これはびっくりな体験。
見たら語りたくなるって凄いよなぁ。