予備自衛官であるところのボクは、過去に即応予備自衛官だったこともある。
制度に関しては公式のページをリンクしとく。
リンク先が中部方面隊のサイトなのは、防衛省のよりわかりやすかったからで、自身は東部方面隊だった。
一番大きな違いは一年間の出頭日数。予備自が5日間なのに対し即自は30日。
それと年間のお手当。予備自が階級に関係なくだいたい5~6万円なのに対し、即自は階級ごとに差があって、おおよそ60万円。
更に、予備自の5日間訓練は健康診断や体力検定、射撃検定で大半が終わってしまうのに対し、即自は現役の部隊の一部に組み込まれて戦力にカウントされていること。
一番とか書き始めて、みっつになってるな。
制度自体は1998年に導入され、陸上自衛隊のみ。海空に即自はいない。
これを、やってました。
二任期6年。
これまた、あまり具体的な訓練内容や写真をアップして、しかるべき筋に見つかると怒られるらしいのでそこらへんには触れない。
ただ即自をやって、初めて東富士演習場で昼夜ぶっとおしの演習に参加した話だけ書いておく。
実は現役時代、わりと特殊な部隊で勤務していたもので、一度も演習場に出たことがなかった。それが即自に採用された先が普通の野外部隊だったので、訓練は日常的に演習場へ出るし、その年の集大成的な訓練では富士山に行って二夜三日とか三夜四日とかの演習に参加した。
まさか現役を辞めて二十年も経ってから、陸上自衛隊っぽい訓練をする日が来るとは思っていなかった。
ツイッターのリンクからいらっしゃった方はご存知だろうが、今の階級は予備二等陸曹。今、なぜ即自をやってないのかというと、定年だからですwww
予備自だと階級に関係なく60歳になっていなかったら継続任用されるんだよね。