高度成長期の終身雇用は正義!みたいなわけのわからない価値観を押し付けられた団塊の世代とその子供くらいまでの人は、よく言う「とりあえず三年」と言う。
それに関してはもう個人個人の問題で、おまえらに言われたかぁないよな派でもあるが、でもこれ以上大きな声でなにか主張する気はない。
転職、わりとしてます。
最初の就職は陸上自衛隊だった。
これは任期制隊員で、陸上は基本2年一任期。試験を受けてちゃんと自衛官にならなければ、どんなにがんばっても三任期が限界なんじゃないかな。
そんなところで4年二任期。
100万円足らずの退職金をもって辞めた。
次は今でいうところのIT系企業で、その当時東証一部に上場してた。
ここに3年4か月…くらいだったかな。
それから10か月くらいの間、バイト暮らし。
TDLでカヌーを漕いだり、ジャングルクルーズの船長さんをやったかと思えば、JR系の運送会社で宅配ドライバー、道路工事の警備員をやってたら、自衛隊出のプロフィールを買われ、施設警備に回されたり、ほとんどバイト経験がなかったので、意識的に変なのを選んだ。
そうこうしているうちに、ゼネラルプロダクツに誘われ入社。社員をしてる間にゼネプロが解散になってそのままガイナックスに転籍。
ここがざっくり4年。
この時期、同時にライター仕事にも手を染めていて、内職してた。
確定申告ってものを覚えたのもこの頃。
ガイナックスを辞めた話は、けっこうなボリュームで書くことがあるんだけど、それはいつかまた別なところで。
退職時期は、エヴァンゲリオンの企画まっさかり。
もう少し会社に残っていれば、マルサがやってくる現場に立ち会えたのにと、それだけが残念。
退職と同時に、別会社を立ち上げ…るつもりが登記前に物別れっていうか、わしだけおん出て、いろいろあって、今の会社を立ち上げた。
今年は創業20年。この決算が終わったら22期目に突入。
ま、その間に資本関係のない会社の役員をやったり雇われ社長を兼務したり、古巣のガイナックスに10か月くらいプロデューサーやりにいったりもしたけれど、わたしは元気です。